• monthly-lead
    main_photo

    recipi-title

    冷蔵庫にある牛乳から、一晩でクリームチーズがつくれるってご存じですか? これがお菓子づくりにすごくいいのっ! 今月は、このできたてクリームチーズを使ったミルクショコラ。今回はバレンタインデーにオススメの、手軽なチョコサラミです。

    milk02-1_02

    おうちクリームチーズ

    milk02-1_03
    おうちクリームチーズのおすすめポイントは3つあります。
    まず、カンタンなのに濃厚なコク!
    これは市販品と同レベルだと思います。
    つぎに、新鮮なミルクの風味。
    このフレッシュ感はできたてならでは!
    そして、お菓子好きにうれしいいちばんのポイントが、扱いやすさ。
    そのままデザートとして食べられるほど、ふわりとやわらか。
    混ぜればたちまちクリーム状になって、ダマをつくらず、粉にもすっとなじむ。
    だから、チョコレートのようなほかの素材を練りこむのが楽しい!
    お菓子に、軽い口どけも与えます。
    市販品もおいしいけど、つくってみたらきっと、
    おうちクリームチーズの魅力がおわかりいただけると思うのです!

    (できあがり量200g)

    牛乳…500cc
    生クリーム…60cc
    無糖ヨーグルト…大さじ1
    レモン汁…40cc

    牛乳を湯せんで35〜38℃にあたためます。

    milk02-1_05

    火加減で失敗しないコツは、牛乳のボウルを入れない状態でまずお湯を40℃にしてから、ボウルを入れて弱火にすること。

    あたたまったら火から下ろし、ヨーグルトと生クリームを混ぜる

    milk02-1_06

    レモン汁を少しずつまわし入れて、同じ方向にゆっくり混ぜる

    milk02-1_07

    強くかきまぜすぎると、うまく分離しないことがあるのでご注意を〜

    recipe-point-1

    30分おく。そのあいだに容器とぬれぶきんをスタンバイ

    milk02-1_08

    固くしぼった清潔なふきんを高さのある容器にかけておきます。
    ふきんは、キッチンペーパーでもOK。また、高さのある容器がなければ、ボウルにざるを乗せても大丈夫です。

    容器に注ぎ、1時間ほどおく

    milk02-1_11

    ドロドロすぎて不安になりますが、大丈夫です。
    ゆっくり、乳清とよばれる水分が容器に落ちていきます。

    1時間経ったらふきんの口を結び、室温で2〜3時間置く

    milk02-1_12

    こんなふうに輪ゴムにおはしをかけると、いい具合に吊せます。
    ざるとボウルでこす場合は、ふきんやペーパーで包むようにして置いておいてください。

    そのまま冷蔵庫でさらに半日おけば、できあがり!

    milk02-1_13

    まずはそのまま食べてみましょう!
    つぎは、ハチミツをかけたり。
    コクは本格的ですが軽い口当たりなので、フルーツととても相性よし。
    とくに、イチゴです!

    milk02-1_14

    おうちクリームチーズ・チョコサラミ

    milk02-1_15

    (直径5cm×長さ15cmを8本分)

    おうちクリームチーズ…200g
    市販のチョコレート…150g
    市販のビスケット…30g
    お好みのドライフルーツ…合計50g
    くるみ…30g
    粉糖(とけにくいタイプ)…適量
    15cm角に切ったワックスペーパー…8枚

    ◎チョコレートは製菓用でなくてもOKです。好きなものを。
    ◎ドライフルーツは、ミックスされたものが便利です。今回は、クランベリー、レーズン、マンゴー、パイナップルを使っています。
    ◎ワックスペーパーはクッキングシートでもOK!

    チョコレートを湯せんで溶かし、中に入れる具を準備する

    milk02-1_16

    チョコレートは、水を張ったフライパンでこんなふうに湯せんするとカンタンです。
    くるみはトースターやフライパンで軽くローストし、手で大まかに砕きます。
    ビスケットは砕いておきます。
    ドライフルーツはさっと熱湯で湯通しして水気をよく拭き取っておきます。

    クリームチーズ半量をチョコレートに練り込む

    milk02-1_17

    ボウルに①のチョコレートを入れ、クリームチーズ100gを泡立て器で練り込みます。

    recipe-point-3

    具と、残りの半量のクリームチーズをざっくり混ぜこむ

    milk02-1_18

    ①で砕いておいたくるみとビスケット、ドライフルーツを②に混ぜ込みます。
    なじんだら、さいごにクリームチーズをひとくち大程度に割り入れ、つぶさないよう大きくひと混ぜし、タネのできあがり。

    15cm角のワックスペーパーで巻く

    milk02-1_19

    1枚あたり60g程度のタネをワックスペーパーやクッキングシートに乗せ、軽く押すようにしながら巻きます。
    両端をきゅっとひねり、ワイヤーやゴムでとめます。

    recipe-point-2

    冷蔵庫で1時間冷やし固めたら、できあがり!

    milk02-1_21

    粉糖を茶こしなどでかけて、カットして食べるのがオススメです。
    冷蔵保存し、4~5日(使った牛乳の賞味期限程度)で召し上がれ。

    さて、おうちクリームチーズをチョコレートと合わせるとどうなるかというと、さっぱりします!
    チョコレートだけだと甘さも口どけもちょっと重ためですよね。
    おうちクリームチーズならではのふんわり感と、ミルクのみずみずしさが生きたやさしい酸味で、チョコレートの甘さも口どけもさらっと軽く。すると、ふしぎとビターなカカオの風味が引き立ってきます。
    そんなさわやかショコラから、ざくざく(ビスケット)、かみごたえと甘酸っぱさ(ドライフルーツ)、香ばしさ(くるみ)と、いろんな食感が飛び出すしかけ。

    会うのが楽しみなあの人この人に、できたてを手みやげ、どうでしょう!

レシピ一覧
3月 モー子の桜色ミルクカフェ
2月 ミルコリー野のチーズdeショコラ
1月 ばあちゃんのぽかぽかミルク手当て
12月 サン太のミルククリスマス
11月 イモ子とクリ男のミルクキッチン
10月 ボンジョル野のミルクイタリアン
9月 マイクさんのミルクブランチ
8月 ケンちゃんの夏やすみるくアイス
7月 マサラ田さんの夏カレーセット
6月 コバヤシさんのミルク御膳
5月 陳さんのミルク中華
カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事