事後レポートギネス世界記録チャレンジ!

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全国の酪農関係者がミルクボーイと共に「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」のギネス世界記録TM達成!

一般社団法人中央酪農会議は、酪農業界が直面している危機を乗り越えるため、「スゴいぞ!牛乳」ギネス世界記録挑戦イベントを2023年3月29日(水)に開催しました。イベント当日は、酪農業界の危機と牛乳の魅力をより伝え、業界一丸となり危機を乗り越えるため、<br>「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」のギネス世界記録へ挑戦。CMキャラクターを務めてきたお笑いコンビ・ミルクボーイが乾杯の音頭をとり、総勢約380名以上の酪農関係者がオンライン上で集い、牛乳で乾杯!審査中にはミルクボーイによる、牛乳に纏わるエピソードトークや牛乳の危機に関するクイズ、大喜利を実施。ギネス世界記録の公式認定員より判定を受け、「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」340名を上回る”357名”でのギネス世界記録を見事達成しました!

「酪農業界が一丸となってこの危機を乗り越えたい」

イベント当日は、本会の菊池淳志専務理事より現在の酪農業界の現状について解説。牛乳・乳製品の需要が低下していることや、今後もさらに生乳の生産量や需要の減少が見込まれていると説明しました。その上で、酪農家の方々は“日本の牛乳の生産基盤を守りたい”、“引き続き新鮮な牛乳を届けたい”という思いのもと、いま一生懸命頑張って牛乳生産に取り組んでいることを話しました。また、「牛乳は栄養が豊富なことはもちろん体の抵抗力を高める効果が期待できること、肌にいい成分や眠りの質を高める成分が入っていることなど、牛乳の魅力についても紹介。本日、酪農業界が一丸となってギネス世界記録を達成することで「牛乳の消費拡大や経営改善に繋げ、酪農業界に新しく明るい未来を取り戻すきっかけにしたい」とコメントしました。

ギネス世界記録挑戦!「こんな緊張する乾杯初めて」

ギネス世界記録公式認定員からルール説明がなされた後、今回のゲストであるミルクボーイが「今、牛乳パックで作った椅子をいただきましたけれども、こんなんなんぼあってもいいですからね。ありがとうございます〜!」とお馴染みのボケを交えながら元気溌剌に登場。
その後、オンラインビデオ通話を通じて集結した全国の酪農関係者総勢380名以上で、ギネス世界記録に挑戦。乾杯方法の審査基準についてMCが解説すると、ミルクボーイのお二人は「逆に緊張するよ、こんな言われたら!」と胸の内を漏らしつつ、内海さんは「僕らがスゴいぞ、にゅうにゅう!なんてかんだらダメ(失格)ですかね。」とボケ、会場を沸かせました。
準備が整った後、ミルクボーイが「スゴいぞ牛乳!せーの、乾杯!」と音頭をとり、牛乳で乾杯。ミルクボーイのお二人はその場で牛乳を一気に飲み干します。挑戦が終了すると、内海さんは「身体ガチガチなんですけど」「こんな緊張する乾杯初めて」と吐露しました。こうして「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」のギネス世界記録へ挑戦が終了し、判定に移りました。

ミルクボーイトークセッション「サクサクのコーンフレークを食べた後に、追い牛乳」

ギネス世界記録の判定中には、ミルクボーイによるトークセッションを実施。牛乳とはどんな存在か、と言う質問に対し、ミルクボーイは「恩人ですから牛乳は。M-1ではコーンフレークのネタで優勝したので、牛乳がなかったらコーンフレークがないわけですから。(ミルクボーイと言う名前も含めて)いろんな運命が繋がっている。牛乳が導いてくれた」とコメント。身体作りに牛乳は大切であることを言及したで、「身体づくりされている人も身体づくりされていない・・・内海さんも(必要)?」とMCが問いかけると、内海さんがすかさず「いやいや決めつけないでくださいよ!(笑)してるかもしれないじゃないですか!・・・してないですよ!」と反論し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。また内海さんはコーンフレークの食べ方について「サクサクのコーンフレークを食べた後に、追い牛乳する」「食事(カリカリのコーンフレーク)のお供にさらに牛乳を飲むのが好きですね」と斬新な食べ方を披露すると、駒場さんに「わけわからんこと言うてる」とツッコまれ、会場は笑いに包まれました。

ミルクボーイ、牛乳の危機に関するクイズに挑戦!

牛乳の危機に関するクイズ1問目「日本における生乳の生産量1位は北海道。2位は?」と言うクイズには、内海さんが「淡路島」、駒場さんが「大阪」と回答。その後、内海さんは淡路島と回答した理由について、地元でおすすめされることも多く、牛乳やソフトクリームが美味しいことを力説。正解の「栃木県」に対しては「え〜意外ですね。」と驚きの様子でした。クイズ2問目「国内における酪農家戸数は、昭和38年のピーク時と比較すると、何%まで落ち込んでいるか」と言う質問に対し、内海さんは「50%」、駒場さんは「92%」と回答。駒場さんはこの理由について「9(ぎゅう)2(にゅう)%かと思いまして。」と解説。これに対し内海さんは「駄洒落じゃないでしょ絶対。」と冷静にツッコミ。正解の「3%(まで落ち込んでいる)」と言う結果を発表すると、内海さんは「え〜〜〜〜!え?3%?」と驚き、駒場さんが「9(ぎゅうにゅう)7%下がったということですね」とボケると、内海さんは「ややこしいねん!」と笑いながら返しつつも、「3%で頑張っていただいているんですね」と酪農業界の苦悩をしみじみと噛み締めている様子でした。
クイズ3問目の「牛乳が他の飲み物と比べて優れている箇所」については、駒場さんは「口の上が白くなる」、内海さんは「とにかく白い」と、まるで大喜利かのような回答を発表し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。解説の際、MCからウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できる点や美肌効果が期待できることを説明すると、「素晴らしいですね〜」と感嘆する様子が窺えました。

ミルクボーイ駒場さん、大喜利に挑戦!

最後には、駒場さんに牛乳の危機にちなんだ「大喜利」に挑戦いただきました。「子どもに聞いた“牛乳と合う食べ物”第21位を教えて」と言うお題を出すと、「給食で残して机の奥に隠していたカチカチのパン」と回答。すると内海さんが笑いながら「いや、合わんやろ!上もっとあるって、(それ)下下もっと。」とツッコミ。駒場さんによるさすがの大喜利でトークセッションは幕を閉じました。

「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」“357名”でギネス世界記録達成

ギネス世界記録達成
ギネス世界記録公式認定員により“357名”でギネス世界記録達成した旨を発表され、会場は歓声に包まれました。1回目の挑戦で見事、「オンラインで同時に乾杯をした最多人数」のギネス世界記録を達成しました。

PROFILE ミルクボーイ

ミルクボーイ
駒場孝さん
1986年02月05日|出身地:大阪府||趣味:ボディビル
内海崇さん
1985年12月09日|出身地:兵庫県姫路市|趣味:けん玉1段・早食い
2007年に結成されたコンビ。M-1グランプリ2019優勝など輝かしい成績をおさめ、ブレークを果たす。大阪市天王寺区住みます芸人。毎週月曜日深夜「ミルクボーイの煩悩の塊」(ABCラジオ)出演中。

WHAT’s スゴいぞ!牛乳

スゴいぞ!牛乳
加速する円安と国際情勢の影響により、飼料価格をはじめとするあらゆるコストが高騰し、酪農家は前代未聞の経営危機を迎えています。昨年11月から牛乳向けなどの乳価の値上げが行われたものの、その一方で小売価格が上がることによる需要減少が懸念されています。どうすれば牛乳を飲んでいただけるか、消費者への調査を行ったところ、国産100%・栄養豊富・健康に役立つ等の言葉が購入意欲を高める結果となりました。そこで、共通スローガン「スゴいぞ!牛乳」を設定し、このワードの下で牛乳はただの飲み物ではないこと、牛乳の現状と魅力を伝えていく活動を行っています。

WHAT’s 一般社団法人中央酪農会議

中央酪農会議は、昭和37年8月、農林省事務次官通達に基づき酪農関係の全国機関によって設立されました。その後、昭和41年の加工原料乳生産者補給金等暫定措置法(不足払い法)の発足に伴い、同法に基づき設立された指定生乳生産者団体(※現在は畜産経営の安定に関する法律に基づく指定生乳生産者団体)と酪農関係全国機関(全中、全農、全酪連、全開連、農中、全共連)とにより構成されてきた酪農指導団体です。生乳生産者の協同組織による生乳受託販売の推進並びに生乳の供給の安定、流通の合理化及び品質の改善を図り、我が国酪農の健全な発展及び国民の健康の増進に寄与することを目的としています。