ミルティンくんの夏の工作
皆さん、七夕の願いごとは何にしましたか?
我が家のミルティンくんことS志の短冊は、
「ウルトラマンゼロと、ライオンになりたい」
でした。
あれっ仮面ライダーオーズじゃないの? 3日前までオーズオーズやかましかったんですけれども、ゼロって誰だろう。
子ども界の流行の早さについていけてません。
公式サイトによると、ウルトラマンゼロはウルトラセブンの息子だそうです。
そういえば「ウルトラセブン」は、私が小学生のころテレビの再放送で見てました(初回放送は1967〜1968年)。ウルトラの世界も世代が変わっているのですね。セブンもパパですか。
なぜウルトラマンとライオンなのかというと、
「ここのおうちに、わるものがきたらたいへんだから」
なるほど、男の子は、ヒーローにあこがれるお年頃。
保育園に飾られた子どもたちの短冊も、男の子はウルトラマン、仮面ライダー、ハイパーレスキュー、けいさつかんなど、いろんなヒーローがいっぱいです。
女の子は、「おてつだいをがんばる」とか「たいこがじょうずになりますように」とか、身近なお願いが多い感じ。
やっぱり男の子より少し先を行っている気がします。
男の子はいつまで「ママをまもってあげる!」なんて言ってくれるのかな。
いつか、「昔は短冊にこんなこと書いてたのに」って思い出すのでしょうか。
さみしいようなうれしいような気持ちでそう思いました。
それはさておき、先週こんなことをやってみました。
「酪農家さん」と「うし」をつくってみよう!
みなさんご存じと思いますが、このサイトでペーパークラフトのプレゼントコーナーがあるんですよ。
コチラからダウンロードして印刷するだけで、
この牧場チームを作ることができます。
牛乳をつくっているのは、酪農家さんとうしなのです。
前回ブログでも書きましたが、S志は「ぎゅうにゅうはこうじょうでつくってる」という牛乳好きにあるまじき誤認をしていますからね。
主役ともいえるこの仲間たちの存在を胸に刻むにもいい機会になるはずです。
全国の牛乳大好きミルティンくんたちにも、外に出るには暑すぎる日の家遊びにいかがでしょうか。
まずは我が家のミルティンくんが特攻隊長としてチャレンジしてみましたので、ご参考までにどうぞー。
手順1 切り取り線で、各パーツを切り取る
確実に完成させるためには、S志に親うし・子うしをつくってもらって、難易度の高い酪農家さんは私がやるのが良さそうだな。
と思ってたら、ノリノリでいち早く難関コースを選んでおりました。
かたちあるものが作れるかどうかは、天命を待つ感じとなりました。
1分くらいでまず1パーツ。馬のホネではなく、農具です。
着々と、足です。
帽子。
ここまで10分くらいでした。
キモとなる本体。
地球外生命体になるかと思いきや、意外とちゃんとできました。ばんざい。
ん? でもちょっと足が?
短足にしちゃえ。
その後、子うしもスムーズにできあがりましたー。
子うしはアバウトに切っても、組み立てに影響が少ないのでかんたんです。
色もぬってみよう。
と、色えんぴつを4往復くらいさせたところで、
「つかれたよ。もうできないよ……」と、フランダースの犬ばりの悲壮感をただよわせはじめました。
そうだった、子どもの集中力は短い(ちなみにここまでで30分)。
手順2 切り込み線に切り込みを入れる
これは簡単なので、もっと小さい子にはここだけ担当してもらってもよさそうです。
手順3 同じ番号の切り込み同士をさしこむ
ここからは4歳児には難しかったので、バトンタッチです。
各パーツが薄氷の上でぎりぎり支え合っている緊張感。
手順4 立たせて完成!
酪農家さんが立てる時間は最大3秒なため、立った姿は写真におさめることができませんでした……!
「クララが立ったわ!」(「アルプスの少女ハイジ」参照)の気持ちが少し理解できました。
終わってみると、意外にもなかなかの達成感です。
大人だったらなんてことない工作も、子どもと一緒だと、ハプニング必至なぶん完成のうれしさもひとしおです。
S志も、紙でできた小さな牧場チームをいじくりながら、誇らしげにしておりました。
最後に「牛乳ってどこでつくってるでしょうか!」と再び聞いてみると、
「うし!」
誰がつくってるでしょうか!
「しょくにんさん!」
ちがいます!