やさいと果物のミルクスムージー
暑さがこたえる8月後半は、栄養豊富なミルクに、ビタミンたっぷりフルーツ&夏野菜で元気をトリプルチャージ。夏のからだにぐんぐんききます。冷蔵庫の残り野菜を凍らせて活用できるのもうれしい。なによりおいしいのが、ケンちゃんのこだわり!
疲れ目や粘膜の保護によいビタミンAが豊富なにんじんとマンゴー。ふたつの風味は意外にも相性ばつぐんです。自然なのに濃厚な甘さで、きもちがほっと安らぐ癒やし系。
材料(1杯分)
牛乳…90cc
冷凍マンゴー…100g
にんじん…50g
レモン汁…小さじ1
はちみつ…小さじ1と1/2
つくりかた
材料を準備
フルーツと野菜は、砕けやすいよう、ひとくち大くらいに切っておきます。
にんじんは凍らせず、生のまま使います。
皮はむいてもむかなくてもOK。皮の部分にとくに栄養が多いので、皮ごともおすすめです。
すべての材料をミキサーかブレンダー容器などに入れる
ミキサーなどで混ぜればできあがり
中で具材がごろごろしない程度になったらできあがりです。
にんじんは少しかたいのでやや念入りに。でも、つぶが残っていてもおいしいです。
時間がたつと分離してくるので、つくったら新鮮なうちに、お早めに。
余裕があれば、野菜やフルーツなどを飾っても
ちょっと飾るだけで、夏のおもてなしにも使えるメニューに。
スイカとパプリカの黄色スムージー
少量でもビタミンCが豊富にとれるパプリカと、旬のスイカ。ミルクと合わせると、ふたつの甘さがぐっとひきたちます。クリーミーで飲みごたえがあるのに後味すっきり。パワーを出したい朝に!
材料(1杯分)
牛乳…60cc
スイカ(黄)…150g
パプリカ(黄)…30g
レモン汁…小さじ1/2
はちみつ…小さじ1/2
パプリカはあらかじめ縦に4つ切り(むくときにふたつに割ります)、スイカはひとくち大に切って、凍らせておきます。
スイカとパプリカは、それぞれ赤い色のものを使ってももちろんOK。ただ、色はそろえたほうがきれいです。
トマトとオレンジの赤いスムージー
抗酸化作用のあるトマトとビタミンCたっぷりオレンジのコンビをミルクでさらにバランスアップ。くっきりした甘みと酸味をミルクがまるくして、毎朝の定番になれそうな飲みやすさ。
材料(1杯分)
牛乳…75cc
オレンジジュース(果汁100%)…75cc
トマト(ミニトマトでもOK)…100g
はちみつ…小さじ1
トマトはまるごと凍らせておき、大玉の場合はざく切りします。
熟してじゅくじゅくになっているほうがスムージー向き。うっかり食べそびれて「サラダにはちょっとなあ」というトマトがあったら、凍らせておこう! ミニトマトはさらにビタミンCなどが豊富なのでおすすめです。
キウイとセロリの黄緑スムージー
ヨーグルトみたいな風味で、さわやかさピカイチ! 気になるセロリの香りはほぼなく、みずみずしさだけが残ります。シャリシャリのどごしが気持ちよく、熱帯夜の翌朝におすすめ。
材料(1杯分)
牛乳…100cc
キウイ…30g
セロリ…20g
リンゴ…50g
レモン汁…小さじ1/2
はちみつ…小さじ1/2
セロリはすじを取ってから、
キウイ、リンゴは皮をむいてから、ひとくち大に切って、冷凍しておきます。
来月は、ニューヨーク帰りのあの人……?
◎参考文献:『2012年版 野菜ブック〜食育のために〜』(農畜産業振興機構)