ミルクで炊いたあんかけチャーハン
ミルクでごはん、炊けちゃうの。ミルクで炊くと、もちっとした歯ごたえとパラリと粒ばなれのいい炊きあがりで、そう、チャーハンにぴったりヨー! ミルクのうまみが詰まったチャーハンに、今回はさらにミルクのあんかけを乗せちゃう。シャキシャキたけのことジューシーな豚肉が相性バツグン。牛乳くささがないから、ミルクぎらいの子どももペロリといけて、元気になるヨ〜!
(2人分)
★チャーハン
牛乳…250cc
お米…2合
卵…2個
小ねぎ…3本
しょうゆ…大さじ2
油…大さじ1と1/2
★ミルクあんかけ
牛乳…100cc
タケノコ水煮…1袋(150g程度)
豚肉…150g
しょうが…2かけ
にんにく…1かけ
ごま油…大さじ1
水とき片栗粉…(片栗粉小さじ2+水小さじ4)
A(肉の下味)
牛乳…大さじ2
片栗粉…小さじ2
しょうゆ…大さじ2
ごま油…大さじ1/2
B(あんの味つけ)
鶏ガラスープの素(顆粒)…大さじ1
オイスターソース…小さじ1
酒…大さじ1
水…100cc
※豚肉は、小間切れ、薄切り、バラ肉なんでもOK。お好みで選んでください。
ミルクでごはんを炊く。
お米をとぎ、ざるにあけて水を切ります。時間のあるときは30分ほど水につけておくと、よりおいしいごはんになります。
炊飯器にといだお米と牛乳250ccを入れ、2合の目盛りのところまで普通に水加減をしてよく混ぜ、いつも通り炊きます。
具を切っておく。
たけのこの水煮と、豚肉を、どちらも5mm幅の細切りに。しょうが2かけのうち、1かけはすりおろし、1かけは粗みじん。にんにくも粗みじんにしておきます。小ねぎは3〜4mm幅くらいに刻んでおきます。
あんを作る。まず、豚肉に下味をつける。
② の豚肉とすりおろしたしょうがを入れ、Aを加えて、手でよくもみ込みます。
具を炒めて、味つけをする。
中華鍋か深めのフライパンに、ごま油と、粗みじんにしておいたにんにくとしょうがを入れて、中火にかけます。香りがたってきたら、③の豚肉、②のたけのこを順番に入れて、炒めます。豚肉に火が通ったら、Bを加えて、ひと煮立ちさせます。
牛乳を入れて、あんを仕上げる。
ひと煮立ちしたところで牛乳を加えて、混ぜます。弱火にしてから、水とき片栗粉を加えて全体を混ぜ、とろみがついたら、火を止めます。これであんはできあがり。
チャーハンを作る。まず、卵とミルクごはんを炒め合わせる。
卵はといておき、ごはんは炊飯器からよそっておきます。フライパンに油をしき、やや強めの中火にかけます。油をよーく熱してから、とき卵を一気に入れ、すぐにごはんを加えて、よく炒め合わせます。フライパンをゆすりながら、ごはんをつねに動かすように炒めるのがコツ。
刻みネギを加えてパラパラになるまでしっかり炒め、しょうゆで仕上げる。
刻みネギ(2つまみをトッピング用に取り分けておきます)を加えて、さらに炒めます。全体がパラパラになるまでしっかり炒めたら、しょうゆを鍋肌にまわしかけ、さらによく炒めて味をなじませたら、チャーハンのできあがり。
お皿に盛りつけて、いただきます!
チャーハンをお皿に盛り、温めておいたミルクあんに刻みネギを散らして、召し上がれ。
あんは、器を別にしてそれぞれの味をていねいに楽しむのもよし、上からかけて、混ぜながらチャーハンとの絶妙なハーモニーを味わうのもよしです。
陳さんのミルク中華は今回でおしまいです。
来月の達人は、神楽坂のミルク親方こと「牛乳庵」のコバヤシさんです。お楽しみに。
おわんでパカッとまーるいごはん
ごはんがまるいドーム型。それだけでワクワクするからふしぎです。ごはんは軽く押してお茶わんのすりきり1杯にするのが、きれいにできる目安。このくらいのサイズのお茶わんで、チャーハン1人分です。少なめがいい方は、少し小さいおわんなどで。チャーハンのほか、中華丼やカレーライスにも。おかずと盛り合わせて、マイお子さまランチづくりも楽しいです。