ゆずの皮や刻み昆布などを入れれば、おもてなしにもいける一品に。しょうがのしぼりかすと一緒に食べてもオツ。
しょうが白しることミルク甘酒
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血行促進、セキを抑える効果もあるしょうがは、ミルクと合わせると辛みはまるく、香りは引き立って驚くほどおいしいの。冬にうれしい効能の食材たちと、お正月で余りがちな甘納豆や甘酒も使える、やさしいおやつに仕立てました。
しょうがぽかぽか白しるこ
(2人分)
黒糖ミルク白玉
牛乳…45cc
白玉粉…50g
黒砂糖…大さじ2
ミルクしるこ
牛乳…300cc
白花豆の甘納豆…100g
しょうがのしぼり汁…1かけ分
クルミ、黒砂糖……各大さじ2
手まり麩…適量
黒糖白玉をつくる。まず、黒砂糖・白玉粉を牛乳で練る
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ボウルに黒砂糖と白玉粉を合わせます。そこに、牛乳を少しずつ加えながら、手で練っていきます。最初はかき混ぜるように、少しまとまってきたらぎゅっぎゅっと押すようにして、耳たぶくらいの弾力になるまで10分程度練ってください。
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ひとくち大にまるめて、ゆでる
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①の白玉生地をひとくち大(10g程度)にまるめて、真ん中を押しつぶし、平らにします。
沸とうしたお湯に入れ、浮いてくるまで1〜2分ゆでます。
浮いてきた白玉から、冷水に取ります。
白しるこをつくる。鍋に牛乳と甘納豆を入れて10分ほどおく
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甘納豆を少しふやかして、つぶしやすくします。
甘納豆をふやかす間に、トッピングのクルミ黒糖をつくる
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クルミを小さめのすり鉢ですりつぶします。
黒砂糖を加えて、混ぜ合わせておきます(ブロックタイプの黒糖の場合は、クルミと一緒にすりつぶしてください)。
それぞれの分量は、お好みで調整しても大丈夫です!
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ミルクと甘納豆を温め、ブレンダーなどでスープ状にする
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③の鍋を中火にかけて、ふつふつするまで温めます。
温まったら、ブレンダーやミキサーでなめらかにします。
◎ブレンダーなどがない場合は……③でふやかした甘納豆をすり鉢でつぶしてから、ミルクと合わせてもつくれます!
しょうがのしぼり汁を入れ、白玉と一緒に盛りつけてできあがり!
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しょうが1かけをすりおろしてしぼった汁を⑤に混ぜたら、おしるこ完成。
お椀に白玉を入れて、おしるこを注ぎ、手まり麩をを散らします。
最後に、クルミ黒糖を振りかけて召し上がれ。
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甘さにも、目が覚めるようなキレのいい甘さや、小腹を満たすがっつりした甘さなどいろいろあると思うのですが、この白いおしるこは、じんわり体がほどけ出していくようなやさしい甘さ。ミルクと白花豆、黒糖の力です。
もちもち白玉の食感も楽しい。そして何より香ばしいクルミ黒糖が、絶妙なアクセント! 体にやさしいだけじゃなく、何度も食べたくなるおいしさです。
しょうがミルクの甘酒
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(2人分)
牛乳…180cc
甘酒(米麹を使った濃縮タイプ)…160cc
しょうがのしぼり汁…1かけ分
鍋に甘酒とミルクを合わせて、中火にかける。
あたたまったら、しょうがのしぼり汁を加えてできあがり。
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「甘酒は苦手」という人にもおすすめです。ミルクのまろやかさが甘酒特有の生っぽい香りを消して、やさしい香りに。しょうがで引き締まって、甘酒のもたつき感が気にならない。おいしく飲んだら、足の先まであたたまってびっくりです。
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●甘酒が残ったら、こうじ漬けにも!
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![milk01-1_kakomi](http://www.milkjapan.net/pc/milk-blog/files/2014/01/milk01-1_kakomi.jpg)
●牛乳
疲れてくると不足しがちな、カルシウムとビタミンB群が大切。実は、ふたつを一気に効率よくとれるのは牛乳だけ。豊富な栄養素が、乱れた食生活の凸凹を調整します。眠りをさそう成分トリプトファンも、体を休めるのに効果的。
●しょうが
医療用漢方薬の多くにも含まれる実力派。体を温めてくれるほか、消炎・殺菌作用、セキ止めの効能も。また疲労回復・食欲増進など、さまざまな薬効作用があります。
●白花豆
インゲン豆の仲間です。たんぱく質に、ビタミンB1などのビタミン類、カルシウムも豊富。食物繊維も多く含まれ、便通を良くする作用もあります。
●黒糖
カルシウムやナトリウムなど、体調を整えるミネラル、ビタミンB群が豊富。かぜをひいて汗をかいたときなど、失われたミネラルを補い、体力を回復。
●米麹(甘酒)
吸収のいいブドウ糖やビタミン類全般がぎゅっと詰まった発酵食品。体の調子を整える必須アミノ酸のほか、オリゴ糖・食物繊維などの作用で便秘や肌荒れの改善も期待できる優等生です。
◎参考文献など 『2012年版 野菜ブック~食育のために~』(農畜産業振興機構)、「沖縄県黒砂糖協同組合」ホームページ、「カネハツ」ホームページ、『発酵美人~食べるほどに美しくなる』(小泉武夫著)、『ミルク世紀』(寄藤文平、チーム・ミルクジャパン著))
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