元祖おふくろの味に足したのは、栄養だけではありません。ミルクとチーズで炒めたきんぴらは和洋折衷の新しさ。しおからクリームでたべる小松菜あえは、まぜるだけなのに料亭のような深い味わい。ミルクのちからに「おっ」と笑顔が生まれます。いそがしい皆さん、こころも体も、元気になってね。
ミルクきんぴら
(3〜4人分)
ごぼう…1本(約200g程度)
にんじん…中1本(約200g程度)
牛乳…大さじ2
粉チーズ…大さじ1と1/2
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ4
白すりごま…大さじ2
サラダ油…大さじ2
材料を切る
ごぼうとにんじんを、幅5ミリくらいの細切りにします。
ごまを準備する
白ごまを、中火にかけたフライパンで炒ります。こげないように、フライパンを細かく振りながら、香りがしてきたら火をとめてすり鉢に移し、つぶが少し残る程度にすります。
にんじん・ごぼうを炒める
中火にかけたフライパンにサラダ油をしき、軽く炒めてから、まずみりんを加えます。
みりんの汁気がなくなるまで炒めたら、しょうゆを加えて、全体に味がまわるようさらに炒めます。
牛乳を加えて、さらに炒める
しんなりしてきたところで、牛乳を加えます。
粉チーズと、ごまを混ぜる
粉チーズと②のすりごまを加え、混ぜます。
全体にからめたら、すぐ火を止めてできあがり!
ミルクと粉チーズがきんぴらとよくなじんで、絶妙な甘じょっぱさ。ふわっとやさしいミルクの風味で、大人も子どもも楽しめる味になります。
小松菜のしおからクリームあえ
(3〜4人分)
小松菜…1/2束(約3株)
しめじ…1パック
塩辛…100g
生クリーム…大さじ4
黒こしょう…少々
しおからクリームをつくる
しおからに生クリームを加えて、ピンク色になるまでよく混ぜる。
しめじをゆでる
すこし多めの塩を加えて沸とうさせたお湯で、しめじをゆでます。塩は、水1リットルにつき15gくらいが目安。しゃっきり感を残すため、ゆで時間は1分くらい。
小松菜をゆでる
しめじをゆでた鍋に、小松菜を根っこから入れて、徐々に押しこみながら全部入ったら、1〜2分くらいゆでます。
小松菜を食べやすく切る
小松菜をお湯からあげて、水にさっとさらし、ぎゅっと握ってしぼります。
3㎝幅くらいの食べやすい大きさに切ります。
しめじとしおからクリームをあえる
① のしおからクリームとゆでたしめじをあえます。
器に盛りつけて、できあがり!
小松菜・しめじ・しおからクリームを分けて盛ると、お好みでからめながら食べられます。
先に全部混ぜ合わせてから盛りつけるのも、味がなじんでまたおいしい。
しおからの独特の磯の香りが、生クリームでまろやかになるので、子どもも喜ぶ一品に。
お好みで黒こしょうをふるとピリッと大人の味になります。日本酒や焼酎のおつまみにも、ちゃちゃっとできて、おすすめです。
7月はインド帰りのスパイス男、カレーハウス「ミルクナイル」のマサラ田さんです。