前回に引き続きクリームチーズを使ったショコラ、第2弾はチョコレートチーズケーキ!扱いやすいおうちクリームチーズだから、試しにこんなの練り込んでみようかしらってノリでいいのよ。今回は、ホワイトチョコレートとのマリアージュよ〜
(20cm×20cmの角型1つ分)
おうちクリームチーズ…200g
市販のホワイトチョコレート…150g
卵…1個
砂糖…50g
小麦粉…40g
お好みのドライフルーツ…合計50g
市販のビスケット…100g
無塩バター(室温に戻しておく)…40g
粉糖(とけにくいタイプ)…適量
◎チョコレートは製菓用でなくてOKです。好きなものを。
◎ドライフルーツは、ミックスされたものが便利です。今回は、クランベリー、レーズン、マンゴー、パイナップルを使っています。
◎ビスケットは、グラハムクラッカーなど食感がザクザクしたものもおすすめです。
ビスケットを粉状に砕き、バターとなじませる
ジッパー付き食品保存用袋などにビスケットを入れ、めん棒などで砕き、粉状になるまですりつぶします。
粉状になったらバターを入れ、手でよくもみこむようにして、ビスケットの粉全体がしっとりするまでなじませます。
◎オーブンを150℃で余熱しておきましょう。
型にビスケットを敷き詰めて、台をつくる
型にクッキングシートを敷いて、①を入れ、全体に敷き詰めます。
ラップをあてながら手でぎゅっぎゅっと力を入れて押しかため、表面を平らにします。
チョコレートを湯せんで溶かす
フライパンなどに水を張って、湯せんするとカンタンです。
お湯が沸とうするとチョコに水滴が入ってしまうことがあるので、お湯から湯気が出てきたら火を弱めるのが失敗しないコツ。
◎ここで、ドライフルーツの湯通し(表面の油分を落とします)をしておきましょう。湯せんで使ったお湯を使うと便利です。湯通ししたフルーツはキッチンペーパーなどで水気をふきとっておきます。
おうちクリームチーズに、いろいろ練り込む
おうちクリームチーズをボウルに入れ、砂糖を加えて、まずはゴムべらでクリーム状にします。
溶いておいた卵を入れ、泡立て器で全体になじませます。
さらに、③で溶かしたチョコレートを、ボウルに入れてざっと混ぜます。
最後に、小麦粉をふるい入れて(少量なので茶こしなどでふるうとカンタンです)、全体をよくなじませたら、タネのできあがり。
型に流し入れ、ドライフルーツを散らす
タネを型に流し、すき間がないようにゴムべらで平らにならし、
手でポンポンと型の底を叩くようにして中の空気を抜きます。
上に、湯通ししておいたドライフルーツを散らします。
お湯を張った天板に型を置き、150℃のオーブンで60分焼く
焼き色がつきすぎないよう、湯せんでじっくりと焼いていきます。
天板に熱湯を1cmほど張って型を置き、150℃のオーブンで60分。
ときどき様子を見て、焼き色がうすくついてきたら、アルミホイルをかぶせてください。
冷やして落ち着かせたらできあがり!
焼き上がったら、オーブンから出して型のまま冷まします。
粗熱がとれたら冷蔵庫に入れ、2時間以上しっかり冷やしたら食べごろです。
型から出し、切り分けて召し上がれ!
粉糖をかければ、手みやげやおもてなしにもぴったりな雰囲気に。
冷蔵保存で4〜5日程度がおいしく食べる目安ですが、食べ切れなさそうなら、冷凍庫へ。ひとつずつぴっちりラップをしてジッパー付き食品保存袋などに入れ、1カ月くらい保存できます。
おうちクリームチーズだと、いつもとちょっと違います。
まず、口当たりがふわっとして、やさしい。
ミルクのコクは濃厚なのに、チーズケーキ特有のくどさがありません。
こってりギュッとしたチーズケーキもおいしいけれど、
このさっぱりした後味と口どけは、ありそうでなかったような。
そして、チョコレートを加えると!
チョコレートの風味がしっかり引き立って、鼻にふわっと抜けていきます。
今回のホワイトチョコレートは、甘い香りがふわっ。
普通のチョコレートを使うと、カカオの香りがふわっ。
コーヒーや紅茶にフレーバーをつける感覚で、チーズケーキがいろんな顔に。
ジャムにはちみつ、抹茶やキャラメル、ピーナッツバターもいいかも?
いろんなものを練り込んで、
チーズケーキ、もっともっと楽しんでみてください!
次回は通称「ミルク界の石原さとみ」です。