ミルティンくんの年賀状づくり
迫ってきましたねー。年の瀬。
ちょっと前まで師走の到来にあわてていたかと思えば、12月も3週目となると話題はもう年末年始のあれこれ。このスピード感も師走クオリティですね。
先日、バスで会ったママ友に聞かれました。
「年賀状もう書いた?」
書いてないよ。ぜんっぜん書いてない。
「ハガキだけは買ったけどさー」というママ友に、心のなかで「エッ、ハガキは買ったの?!」と戦慄した私。
いや、でもね、私のなかでは「まだ3週目」ですよ。
今だったら、まだ「早く書かなきゃ」と、焦る気持ちも前向き。
これが4週目になると、「書くか書かないか」という葛藤がやってくる。
それを過ぎると、「もう年明けでいいや。来た人に返事するだけでいいや」という悪魔の呪文に支配されることになるのじゃ……
つまり何が言いたかったかというと、年賀状をスムーズに終わらせるなら今週と来週(23日頃まで)が最後の砦ってことです。
しかし毎年、デザイン決めるのが大変なんですよね。
それがおっくうで先延ばしになっちゃうというかね。ごにょごにょ。
でも、そんな年賀状デザイン問題に、今年はステキな武器が投下されました。
もう見た方もいらっしゃると思いますが、このミルクジャパン「プレゼントコーナー」から年賀状デザインがダウンロードできるようになったのです!
ミルクジャパンのみんながあんなこと、こんなことしたものが5種類も。
それぞれPDFとJPEGのデータがあって、あいさつ文が入っているタイプなら「年賀状はメールで」という方にも便利かもしれません。私もときどきお年賀メールいただきますが、文面だけでなく画像を入れてくださってると、年賀状が届いたのと同じくらい嬉しいです。
そういえば、ミルティンくんたちの暮らしぶりを見る機会ってなかなかなかった。お正月風景が新鮮です。
ん? お雑煮が丸もち……
ご存じの方も多いと思いますが、関東では焼いた角もち、関西では焼かない丸もちを入れるのが一般的といわれています。
大学時代に住んでいた京都で食べたお雑煮は、白味噌ベースに焼かない丸もち、具も全部丸く切ってありましたっけ。丸く切るのは、「万事丸くおさまるように」という縁起を担いでいるとか。
さては、関西在住なのかミルティン一家。
しばしミルティン一家の背景に思いをはせつつパソコンを見ていたら、わが家のミルティンくんことS志がやってきて、
「みるくこっぷちゃんたち、おもちつきしてるじゃん! これなーに?」
と興味津々。
そこで、試しにプリントしてみることにしました。
しかし、こういうのってキレイに印刷できるものなのかな?
去年、写真入りの年賀状をプリントしたんですが、色がうまく出なくて、「昭和レトロ?」みたいな雰囲気になっちゃったんですよねえ。
お? キレイ!
シンプルでぱっきりした色がいいのか、しっかり発色してます。
※インクジェット用ハガキをセットして、PCで用紙設定を「はがき」にしてプリント。拡大縮小設定は「用紙に合わせる」と「イメージ全体をプリント」にしました(Macの場合)。
調子に乗って、全種類プリントしてみた。
こうやってプリントしてみると、データで見るより何倍もかわいいです!
真っ白なハガキと、ちょっとグリーンがかったハガキ「いろどり年賀(うぐいす)」を使用。うぐいすのほうが色がやわらかくなって、質感もミルクっぽいあたたかさ。家庭用プリンタ特有のインクのぶれも目立たないです。
プリントしたら、今度はコメント。
子どもがいると、その成長を伝えるのも年賀状の役割になったりしますよね。今まで親しい人にはS志の写真入り年賀状を送っていたけど、今年はS志の手描きというのもいいかもしれないな。
しかし、いつもの描き放題のお絵かきとは違います。
リアルな成長を伝えるべく、直筆一発勝負に決めました。
ダメ作品1回につき、ハガキ代50円という賭け。
「よし、これに、S志がいちばんうまく描ける絵を描いて。これ、今まででいちばん上手に描いてみて」
眼力を利かせて言い聞かせると、S志は「うん、わかった」とゆっくりうなずき、描き始めました。
描き描き。
S志の全力
なにこれ魂出てる……(50円ドブ)
※「ウルトラマン太郎」とのことです