• ミルクちらし寿司で子どもの日

     

     

    ゴールデンウィーク終わりましたね。
    「次の祝日は7月16日(海の日)まで無い!」という話を聞いたのですが、7月って、再来月ですよ。すぐですよそんなの。すぐすぐ。
    と、自分を奮い立たせているM子です。こんにちは!

     

    さて、日本のお母さんお父さんたちには、ゴールデンウィーク中に必ずクリアしなくてはならないミッションがありますよね。
    そう、こどもの日です。
    わが家のミルティンくんことS志の初節句、つまり私にとってはGWの初ミッションのとき、「何すればいいんだろう!」とすごく焦って1カ月くらい前からインターネット情報収集してました。親という役割に慣れていなくて、子どもの年中行事のたびにキンチョウしてたなあ。当時の育児日記めくってみたら、鯉のぼり飾って、動物園に行って、ちらし寿司をつくって、記念写真撮って。なかなか頑張ってる。

    ところが。

    今年はすっかり気が抜けてました。
    5日の昼のニュース見て、「あっ! 子どもの日かあ!」って思い出しまして(ヒドイ)。
    遠出はあきらめて近所への散歩でお茶をにごそうと出かけたら、山の公園で鯉のぼりがたくさん泳いでいて、端午の節句感はかろうじて満喫できました……地元公園協会の皆さん、ありがとう。

     

    昼がそんな即席ぶりだったので、夕ごはんは手抜きできないわけです。
    スペシャル感を出すには、やっぱりちらし寿司であろう。
    さらに、S志の大好きな牛乳要素をプラスしようではないか。
    以前やってみたミルク炊飯で、酢飯をつくったらいいかも!

    思い立ってさっそくチャレンジしてみました!

     

    まずは、牛乳で、すし飯用のごはんを炊きます!

    今回は、昆布を入れてみました。
    牛乳のなかでうまく出汁が出るかな。

     

    S志も、「やりたいやりたい!」とはりきって牛乳をイン!
    この瞬間は何度やってもワクワクしますね。

    ※水加減は前回と同じく、
    お米3合に、牛乳400ccを入れたあと、
    炊飯器の3合の線まで水を足しました。

     

    炊いている間に、具をつくります!

    なにぶん急に思い立ってのことなので、
    冷蔵庫にあったものを使用。
    今回の具は、こんな感じです。

     

    干ししいたけの含め煮

     

    にんじん千切り

     

    錦糸たまご

    ほぐした焼き魚

     

    そうそう、今回、ちらし寿司のいいところひとつ発見。
    子どもって、お料理するの好きなんですよね。
    でも手伝ってもらうと、ひとりでつくるより逆にすっごく面倒くさいわけですよ。
    こぼすか、割るか、倒すか、切るか、ヒヤヒヤの連続で。「手伝ってほしくない……」というのがお母さんたちの多くの本音だったりして。
    ちらし寿司は、そういうヒヤヒヤがとっても少なかったです。
    ちょこちょこいろんなことができるので子どもも飽きないし、フライパンや鍋料理だとなかなか火から目を離せないけど、お寿司なら、子どもの手もとをのんびり見守れるんですね。

     

    S志と一緒にのんびり具を仕込み終えたころ、
    ちょうどごはんが炊けましたー

    このミルク炊飯の炊きあがりって本当にしあわせ。この香りでアロマオイルつくってお風呂に入れたいくらい。

     

    これにすし酢を入れて混ぜ、具をさっと混ぜこんでさまします。
    (錦糸卵だけは盛りつけのときまで取っておきます)

    牛乳の香りを生かしたくて、すし酢はちょっと少なめにしました。

     

     

    すし飯をさましている間に、ミルクレシピからもう1品。

    カマンベールチーズと三つ葉の茶碗蒸し!

    材料はこれだけ。
    牛乳、カマンベールチーズ、三つ葉、たまご1個、めんつゆ少々でつくります。
    上にかける出汁のあんに、かつおぶし、みりんとおしょうゆ、片栗粉。
    ふつうの茶碗蒸しは、卵と出汁でつくりますが、これはほとんど牛乳。
    作り方は、こちら! とってもカンタンです。

     

     

    で、できあがり〜!

     

    錦糸たまごを飾って、
    ハム(クッキー型で抜いた)と、三つ葉の葉っぱでお花にしてみました。

    牛乳で炊いたごはんは、パラっとして弾力があるので、まぜ寿司にはぴったりでした〜。昆布の風味とすし酢のさっぱり感が加わったミルク酢飯は、ふつうの酢飯とは全然違いました。お寿司というより、さわやかなパエリアのような感じ。噛むたびにうまみが出てくる。
    あとですね、ごはんのまろやかさにおしょうゆの締まった味がすごく合うので、しいたけは必須です。しいたけとミルク酢飯だけで満足できると言ってもいいくらいのナイスコンビ!

     

    ミルク茶碗蒸し!

    実は蒸すの大失敗して、かなり”す”が入っちゃいました。うう。
    でも、出汁あんのボカシ効果が利いてて、見た目なんとかなった。
    カマンベールがもちもちしていて、味はおいしかったですー。
    調味料の量はとても少ないのに、牛乳のコクのおかげで、しっかり濃いうまみが楽しめます。

     

    S志は、「これS志がつくったの!」と言いながら、ちらし寿司をお皿に4杯もおかわり。ふだん食べムラがひどいのに、ミルク炊飯の安定感はさすがだ。

    のんびり料理していたせいで、
    けっきょくこの日は寝るのがすっごく遅くなっちゃいました。
    おフトンの中で、S志が私の耳もとでヒソヒソ。

    「きょう、ぎゅうにゅうおすしつくってたら、おそくなっちゃったねえ!」

    秘密基地つくった仲間同士みたいな言い方。すごーく嬉しそうでした。
    楽しいことして寝るのが遅くなるのも、お休みの醍醐味ですかね。

     

    そんなわけで、ちらし寿司とミルク炊飯のスペシャルタッグでなんとか子どもの日っぽく過ごすことができました。
    これからは毎年恒例メニューにしようかなーと思います(来年はもっといい具材で)!

レシピ一覧
3月 モー子の桜色ミルクカフェ
2月 ミルコリー野のチーズdeショコラ
1月 ばあちゃんのぽかぽかミルク手当て
12月 サン太のミルククリスマス
11月 イモ子とクリ男のミルクキッチン
10月 ボンジョル野のミルクイタリアン
9月 マイクさんのミルクブランチ
8月 ケンちゃんの夏やすみるくアイス
7月 マサラ田さんの夏カレーセット
6月 コバヤシさんのミルク御膳
5月 陳さんのミルク中華
カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事